シュテルン世田谷　M・K

自ら手を挙げ、新しい世界へ挑戦

私の出身は山形県で、実家の近くに当社の店舗であるケーユーがありました。自動車業界に対して特に大きな興味があるわけではなかったのですが、車はもともと好きで、地元で働きたいと考えていたこともあり、当社への入社を決めました。

それが今から5年くらい前でしょうか。セールスとしてお客様への営業を担当していました。そんな中で、先輩の一人が社内公募で東京の店舗に行くことが決まったのです。当社には、将来のキャリアの幅を広げることができる社内公募制度があります。配属先など、その時はわからないこともありましたが、関わるメーカーはメルセデス・ベンツだったので、新しい世界に挑戦してみたくなり、私も手を挙げることに決めたのです。

東京への異動だったので引っ越しが伴いましたが、会社がしっかりとフォローしてくれたので不安なことはありませんでした。お客様を相手にするので、地元の山形弁の訛りがでないかだけは少し心配でしたが（笑）。

その後、2022年の4月から現在まで、「シュテルン世田谷」で働いています。扱う車種が国産車からメルセデス・ベンツに変わったことはもちろん、職種もセールスからサービスフロントになったので、本当にゼロからのスタートでした。まるで転職した気分でしたね。ですが、自ら望んだことだったので、不安よりも期待のほうが大きかったです。

問題解決の道筋を立てていく、それがこの仕事の面白さ

サービスフロントの仕事は、お客様からの修理や点検の受付や書類関係の管理を主として、セールスやメカニック(整備士)、工場やメーカーなど関わる相手がたくさんいます。

例えば、自動車を修理する際、今まで扱ったことのない部品があれば工場やメーカーに問い合わせたり、故障の原因をメカニックと一緒に追及したり。全体を見ながらどうやって問題を解決していくか、その道筋を立てていく感じでしょうか。

セールスの時は自動車を販売することが一番のミッションでしたが、サービスフロントはその名前の通りお客様と接するフロントとして動きます。担当当初は、お客様の懐に入っていけるようなコミュニケーションを心がけました。今はそこに加えて、課題解決のために誠実に接することをより大切にしています。

必要な知識もたくさんあり、正直まだまだ大変な部分はありますが、今は多くの車種に触れて、とにかく経験を積んで力を付けていきたいですね。店舗のメンバーがチーム一丸となって目標達成に向けて働ける環境なので、困ったことは何でも相談できますし、頼れる人は周りにたくさんいるので心強いです。セールスのような個人売上とは異なりますが、店舗としてどれだけお客様に貢献したかによって、頑張りはインセンティブ制度として目に見える形で評価してくれることもやりがいに繋がります。

意欲次第では、早い段階でキャリアアップが望める環境

今の店舗はまだ人数が少なく大変な部分もありますが、だからこそ、早い段階でキャリアアップが望める環境だと感じています。頑張り次第ではありますが、好奇心を持って吸収する意欲がある方なら、3年くらいでサブマネージャーへの昇格も十分考えられます。

当社にはメルセデス・ベンツを扱う店舗の中でも、スポーツ・レース系のブランドを展開しているAMG専売店舗があるので、私自身も、知識やキャリアの幅を広げるためにゆくゆくは挑戦してみたいなとも考えています。今は目の前の仕事を確実にこなした先に、いろいろなキャリアの展開があるといったイメージですね。

私が今回社内公募制度にチャレンジしたこともそうですが、自身のキャリアアップを考えた時にいろいろな選択肢があるのは、世界ブランドを扱う当社の安定感や安心感があるからこそできることなのかなと思います。

セールスの仕事が「売る」ことならば、サービスフロントの仕事は「繋ぐ」ことだと私は考えています。お客様のご依頼に対して、セールスやメカニックなどの社内の人間、工場やメーカーなどいろいろな連携を取りながら案件をこなす、店舗全体の売り上げに関わる重要な立場だと感じているからです。

限られた時間の中で業務を行うことは大変なことですが、物事を客観的に捉えて効率よく働きたいと考えている方には向いている仕事だと思いますよ。

みなさまへのメッセージ

自動車の知識はもちろんあった方がいいに越したことはありませんが、実際に経験しながら得る知識はより実践的なものです。ですので、今回この記事を読んでサービスフロントという仕事に興味を持ってくれた方がいたら、まずはチャレンジしてほしいと思います。頑張りに対する評価はしっかりとしてくれる会社なので、給与などの働く環境面もやりがいになりますし、何より「繋ぐ」立場としての仕事の面白さを実感してもらえたら嬉しいです！