自動車店舗のあらゆる職種と関わる「中心軸」になれるのが、パーツ職の面白さ

パーツ

シュテルン世田谷 Y・S

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「ワークライフバランスの大切さ」から転職を決意

前職は大手自動車販売代理店の新車セールスをしていました。学生時代、ずっとサッカーをやっていたのでその先輩から紹介していただいたのがきっかけです。入社当時はがむしゃらに頑張っていたのですが、ふと、このままでいいのかなと思い始めたんです。もともとあまり人と話すことが得意ではないこともありましたが、車業界の営業なので基本的にはお客様が多く来店する土日は出勤ですし、常に電話や店舗接客などお客様対応に追われていてプライベートの時間を確保するのが大変で...…せっかく車を売ることができても嬉しさを感じなくなってしまったんです。そのような感情の変化から、真剣に転職を考え始めました。

転職において重要視したのは、しっかりと休日が取れてプライベートと仕事も両立ができることでした。当社に出会ったのは、これも人のご縁なのですが、知り合いの方が今ならセールスやアドバイザー、パーツのポジションも募集しているよと声をかけていただいて。同じ車業界だったので、どの職種もだいたいの仕事内容は見当がつき、対お客様ではないサービス部門のパーツ職に転職しようと決めました。配属になったメルセデス・ベンツ東名横浜店については、ベンツってやっぱり輸入車の代名詞と言えるくらいブランド力があるので、そこで働けるやりがいみたいなものも感じました。

あとは、事前に休日出勤の話やお客様の電話対応の話、ワークライフバランスを大切にできるのか、気になることはすべて確認しました。だからなのでしょうか、このパーツ職という仕事、そして働き方がとても自分にあっていると感じています。

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優先順位をつけることが、この仕事のポイント

そもそもパーツ職という仕事のイメージがつく人は少ないかもしれません。基本的な業務としては、朝に届いた部品やアクセサリーの仕分けから始まり、見積作成や発注など、その間に他部門とのやり取りもあります。例えば、セールスからは部品の納期の問い合わせ、アドバイザーからはアクセサリーの見積の相談、メカニックとも常に連携を取っています。店舗の中心軸として、パーツ職一人に対して何十人もの人が関わり、業務で連携対応している感じでしょうか。私自身も仕事内容はなんとなく把握していたのですが、もっと淡々と一人で作業するイメージだったので、さまざまなポジションと関わりがあることに正直驚きましたし、今ではそれがやりがいに繋がっています。

注意しているのは、部品を夕方の決められた時間までに発注しないと翌日に届かないこと。時間に間に合わなければ、お客様への納品が伸びてしまったり大小のトラブルに繋がってしまいます。発注は全てパーツ職が行うので そういったミスを防ぐために、1日のスケジュールをしっかりと組み立て、いろいろな部門とのやり取りに対応しつつ、「優先順位をつけること」が、この仕事において最も重要なことだと気づきました。

とはいえ、誰でも入社後すぐは知識も経験もないもの。私も最初は仕事がスムーズにいかないこともありましたが、わからないことはマネージャーがマンツーマンで教えてくれました。とても仕事ができる先輩で、その仕事振りを隣で見ながらだんだんと優先順位についても考えられるようになりましたね。

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いい仕事が、充実したプライベートに繋がる

入社して数か月はマネージャーと一緒に行動することが多かったのですが、今では一人で店舗を任されたり、責任のある仕事を手掛けることも多くなりました。よく出る部品やタイヤなどを自分で考え先回りして発注し、より早く見積ができるようにもなりましたね。スピード感を持って効率よく仕事ができていると、会社からも評価していただいています。ですが、まだまだ車の知識は足りないと感じるので、今後はマネージャーを目指してさらにレベルアップしていきたいと思っています。

最後に、私が転職時に最も重要視していたプライベートについてですが、ひと言でいうととても満足しています。基本的には定時で帰って趣味であるジムに行くのが日課です。個人的な話ですが、私は筋トレが大好きで(笑)。日々鍛えて身体を作っていくことが楽しいんです。セールスの時には毎日のストレスが強すぎて自分の好きな筋トレにすら通うことができなかったので、今は充実した毎日を送っています。休日に関しても、月に3、4日は希望休が出せるので、土日の休みも定期的に取ることができます。これも、決められた時間の中で、自分自身で優先順位をつけて仕事ができるからだと実感しています。

みなさまへのメッセージ

パーツのポジションは店舗内のいろいろな方向から声がかかってくるので、臨機応変に対応することが求められます。そのためにも、優先順位を決めて正確にスピーディーに動くことが重要です。ですが、それは自身のできることが増えるほど効率よく仕事ができるようになり、結果的に自分の時間を作ることにも繋がります。仕事もプライベートも本気で充実させたい方にとても向いている職種だと思いますよ。

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