ブランドの魅力を体現するために、自分自身を磨くことが大きな結果を生む

セールス

メルセデス・ベンツ 新百合ヶ丘 K・S

#

車好きという想いが原動力となり、自動車業界に挑戦

子どもの頃から車やバイクが好きで、大人が運転している姿を見ては自分もいつかは乗りたいと想いを膨らませていました。大学生になってアルバイトでお金を貯めて、念願のバイクや車を手に入れたときは本当に嬉しかったですね。仲の良い友人達とのドライブを楽しんだり、大学生の軽音サークルの仲間たちとツーリングに出かけたりドライブに出かけたりと、子どもの頃に描いていた想いを少しずつ叶えていきました。

そんな私なので、就職活動でも自分の好きな分野で働きたいという気持ちが募り、カーディーラーなどの自動車業界の企業を中心にエントリーしていました。大きな業界なので選択肢はたくさんあり、その中から当社に入社を決めたのは、いろいろなメーカーを取り扱っていたこと。国産車販売事業と輸入車ディーラー事業があったことなどに魅力を感じたからです。

面接時に、実際にケーユー本店の販売車の展示場を見たときに、いろいろな車種が所狭しと並んでいる光景にとても興奮したことを覚えています。自動車はメーカーごとにそれぞれの良さがあるので、多くの車種に携われることは車好きとしては刺激的な環境でした。

入社したのは、2014年4月。すぐに新卒研修があり、ビジネスマナーや課題解決についてなど社会人としての心構えをしっかりと教わりました。しかし、まだ学生気分が抜けていなかったので、最初は全く内容に付いていけずにとても焦りを感じました。そんな中でも乗り越えていけたのは、一緒に参加した同期の存在です。役割を決めてグループワークをしたのですが、協力し励まし合いながら課題と向き合ったことが、とても大きな心の支えとなりました。同期メンバーは、今でも私の宝物のような存在です。

#

真摯に仕事に向き合う姿勢が、お客様との信頼を育む

研修後は、国産車販売事業を展開するケーユー本店にセールスとして配属されました。上司から車の知識や、見積もりなどの契約書の書き方などを現場仕事を通じて教わった後、最初は新規で来店されたお客様を担当しました。

ビギナーズラックだと思いますが、初月から初受注を取れたのはとても嬉しかったですね。しかし、この仕事は車を売ることだけではありません。アフターサービスの案内や事務処理など、最初はわからないことばかりで、とても苦労しながらも一歩一歩経験や知識を身につけていった日々を思い出します。

そんな私ですが、入社から半年が過ぎた頃、輸入車ディーラー事業の社内公募がありました。対象だったメーカーは「メルセデス・ベンツ」。私にとっては憧れというか、手の届かない遠い存在というイメージの洗練されたブランドでしたが、同時にここで働いてみたいという想いで、手を挙げたのです。

結果、願いが叶いベンツのディーラー部門に異動することになりました。自動車はブランドによって店舗の雰囲気やお客様も違います。ベンツはそのブランドを体現するような、丁寧な接客やお客様のカーライフを長くサポートしていくといった、きめ細やかな対応がより求められていると感じました。

お客様は経営者やビジネスオーナーなどハイクラスな方をはじめ、私と同世代やファミリー層も多くいます。ベンツに乗るというステータスを求めるだけではなく、乗り心地や安全性など、どんなニーズがあるかによって、幅広い提案ができるのもこの仕事の面白さだと感じます。

また、セールスは華やかなところだけではなく、お客様と地道に信頼を積み重ねていくことが大切な仕事です。自動車は高額な商品なので、購入を検討しているお客様と定期的に連絡をとることも大事です。その甲斐があって、「Sさんがそこまでしてくれるなら購入します」と言っていただけたこともあり、努力が実った瞬間はとても嬉しかったです。

#

マネージャーとして、チームが表彰される喜びを味わいたい

2023年末にマネージャーに昇進し、現在はメルセデス・ベンツ 新百合ヶ丘に異動しました。セールス時代は自分自身の売上数字が全てでしたが、今は関わるメンバーの実績や成長も見る立場です。お客様の前での立ち振る舞いや、営業日報を部下に見てアドバイスをしたり、困りごとを聞いたりとチームとしての動きを重視しています。私自身がセールスとして普段意識せずに取り組んできたことを改めて言語化するのは難しいことですが、今までの復習を兼ねて後輩の指導に取り組んでいます。

特に、セールスはスキルだけでは語れない仕事なので、時間を守る、約束を守る、何か間違ったら謝罪するといった、社会人としての基本的な行動をいかにしっかりと継続できるかを伝えています。商談は人対人なので、気持ちの良い接客を心掛け、お客様からの信頼を築いていくことで自ずと結果は付いて来るはずです。自動車セールスは販売台数によるインセンティブが魅力的な仕事でもあるので、その成果を目指し、地道な努力を重ねる大切さも意識していただきたいですね。

そして、私自身もマネージャーになった今、数値目標は自分だけのものではありません。これから目指すのは、新百合ヶ丘店をグループの他の大型店にも負けない販売台数を達成できる店にすることです。私自身、販売台数が評価されて全国表彰をいただいたこともありますが、今度はチームのみんなにもその喜びを味わってほしいというのがこれからの目標です。

#

みなさまへのメッセージ

私は入社してから今まで、周りの方々に助けられてきました。当社の特徴として、周りの人へのフォローやサポートが自然にできるスタッフが多いことだと身をもって感じているので、もし一緒の店舗にて働くことがあれば、ぜひ私を頼ってきてください。この仕事は、普段の生活から人との繋がりを意識して、協力し合いながら働くことが活躍する鍵だと思っています。ぜひ、一緒に成長していきましょう。

KUHDで働く