「こんな人が売れる」という決まりはない。自分のスタイルを大切にできる営業が面白い
ファイブスター東名横浜 F・K
人と話すことと輸入車が好き。そんな想いからたどり着いた営業職
私は小学生のころから大学までバスケットボールばかりの毎日を送っていました。そのため、将来のことは漠然としか考えていなくて、身体を動かすことが好きだったので初めは消防士や警察官をやってみたいなと思っていました。
営業職に興味を持ったのは、もともと人と話すことが好きだったからです。子どもたちのチームのコーチをしたりもしていたので。学校のリクルーターにいろいろと相談した際に、昔から輸入車が好きだったことを思い出し、自動車を売る仕事が面白そうだなと思ったのです。実際に、就活するときになんとなく見返していた幼稚園の卒業アルバムに、車の仕事がしたいって書いてあったことにも驚きました(笑)。
そのリクルーターが紹介してくれたのが当社です。でも、実は面接当日に大寝坊してしまったのです。もうダメだと思いながらもすぐに連絡をして謝罪をすると、素直に連絡することが大事だよと言ってくださって。後日、改めて面接をしていただき、もちろん遅刻するのはよくないことですが、採用という結果をいただきました。そのときに、私のことをきちんと見て、必要としてくれているんだと感じ、この会社で絶対に頑張るぞと強く心に誓ったのを覚えています。
自分のセールススタイルを極めていく楽しさ
入社後は何もかもが初めてだったので、少し不安もありました。だからこそ心強かったのが同期の存在。今でもお互い助けあいながら、良きライバルとしてモチベーションを高め合い仕事ができているのはありがたいですね。
同時に、営業職については大変というイメージもありましたが、「何とかなる」とどこか楽観的に捉えている部分もあったんです。そのため、店舗配属後にとにかく覚えることが多くて、とても苦労しましたね。先輩がついて丁寧にいろいろと教えてくれるのですが、車は簡単には売れないんだと当たり前のことですが実感しました。
そんな中、入社して半年くらい経ったとき、私が接客したお客様がご購入を決めてくださり、早期に初受注できました。そのときは、とにかくがむしゃらで、提案というよりも私の熱意を評価してくれたんだと思います。「君の一台目になってあげるよ」と言っていただけたのが嬉しくて今でも忘れられません。
その頃からですね、意識が変わったのは。もちろん、がむしゃらに取り組む気持ちは大切ですが、お客様を見て、自分なりに考えながら提案していくことを極めていきたいという想いが強くなりました。営業職は誰でも売れるわけではないので、どうしたら売れるかを突き詰めることが楽しいなと思ったんです。
そして今では、お客様との会話をとても大切にするようになりました。重要なことは相手のライフスタイルを良く知ること、そしてニュースを見て、常に自分の中にたくさんの引き出しを持っておくこと。それが、どこかで車の話に繋がるかもしれません。また時には、話すだけではなく、聞くことに徹することも大事にしています。いろいろコミュニケーションを工夫したり自分磨きをした結果、お客様の信頼に繋がっていくのかなと思っています。
だから営業って、「こんな人だから売れる」ということはないと思うんです。実際に、当社の全国でトップクラスのセールスの中にはとても細かく淡々と説明をするタイプもいますし、談笑を交えて距離を縮めながら進めていくタイプもいる。要は、自分のやり方をしっかりと理解して、無理のないスタイルでお客様と接することが大切ですし、長く楽しく仕事を続けていく秘訣かなと思っています。
店舗としても個人としても、全国トップを目指す
私のいるフォルクスワーゲン大和店は、以前に同一ブランドの日本全国の店舗の中で最優秀賞を獲ったことがあり、チームワークも良く働きやすい店舗です。私自身も、これまでは1プレイヤーとしてやってきましたが、今年で入社6年目になるので、周りを見ながら店舗の良い空気感を作っていける存在になっていきたいなと思っています。
とはいえ、営業をするからには、個人的にも1位を目指すという想いは常に持っています。その際に大切にしていることは、まず目先の目標を立てて、それをひとつずつクリアしていくこと。例えば、今月何台売るとか、店舗内で1位をとるとか、そういった近い目標をクリアした結果、全国トップというゴールに向けて着実に前に進んでいくことを意識しています。
最後に、仕事とプライベートのバランスについても大事なことなので伝えたいです。仕事は、自分の立てた目標に対してどう動くかといった自分次第なところがあるので、頑張るのは当たり前です。それでも、プライベートを犠牲にすることはしません。私は朝早めに出社して、夜はすぐに帰り、1時間はジムで汗を流して帰宅するのが、毎日のルーティーン。休日もしっかり取って、サーフィンをしたり温泉に行ったり、オンとオフをきっちりと分けています。それができる環境があるからこそ、仕事に集中できるのだと思っています。
みなさまへのメッセージ
私がそうであったように、最初はがむしゃらに一生懸命やることが大事だと思います。自分から動くフットワークの軽さも大切ですね。助けてくれる先輩はたくさんいるので、スキルや知識は少しずつ身に付けていけば大丈夫です。自分のスタイルを見つけて、営業という仕事を楽しんでほしいですね。