熱意がひとを動かす、それが営業という仕事の面白さ

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モトーレン東名横浜 M・T

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「ここで必ず成果を出す」覚悟を決めた三度目の転職

私はこれまでに二度転職をしています。最初の会社は通信回線の営業で、その後は証券会社の営業でした。それでも今回、当社への転職に踏み切ったのには理由があります。それは、お客様と対面して営業がしたいという想いからでした。

もちろん、実績に見合った評価や給与、役職のキャリアアップなど評価基準がより明確な環境で働きたい気持ちがありました。しかし、それ以上に会ったことのないお客様に電話越しで感謝されるよりも、直接向き合いダイレクトに反応を感じられる接客営業をしたいという思いがありました。

あとは、見える商材を扱ってみたいと思っていました。有形商材である家を扱うハウスメーカーなども検討したのですが、BMWという高級ブランドのある車業界に憧れがあったので、これまでの営業経験を活かせたらと思い転職を決めました。

他社の面接も受けたのですが、最終的に当社に決めた理由は、実績や成果に対する評価が明確で、働くイメージができたところです。とはいえ、車業界は全くの未経験なので不安もありましたが、職種は同じ営業職。その辛さと大変さを理解しているつもりなので、ここで頑張って成果を出すぞ、やってやる、という気持ちが強かったですね。

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BMWの良さを伝えきれず悔しい想いをした経験が、営業として大きく成長するきっかけに

入社後はやはり覚えることが多く、接客ひとつにしてもそうですが、車の修理、販売、操作など、覚悟していたとはいえ大変でした。入社当初は中古販売部門にいたのですが、車の洗車や内装の掃除から始まり、一連の業務の中で、車の各パーツの知識も覚えていく感じでした。

この時、特に意識していたのは、少しでもわからないことや不安なことがあれば、すぐに先輩に聞くということです。教えることって先輩にとっては自分の時間を割いてしまうことで、申し訳ないと感じていたのですが、そこは気にせずに積極的に聞くようにしていました。先輩方も、きちんと向き合ってくれて有難かったですね。

その中でも特にお客様を大切にしている先輩がいまして。車を売るだけではなく、売った後のフォローやご家族への配慮も忘れずに、お客様との関係性を築いていました。接客の基本はもちろん、立ち振る舞いから細かいところまでいちから勉強させてもらいましたね。

そうやって、少しづつ仕事に慣れてきた頃、とても悔しい想いをしたことがありました。輸入車のご購入で迷われているお客様の対応をしているとき、「駆け抜ける歓び」というBMWのコンセプトや車の良さを伝えられず、結局他のブランドに購入を決められた、ということがありました。何も伝えられないまま終わってしまい、最後まで同じ土俵で戦うこともできず、悔しい経験をしたことは忘れられません。

そんな悔しい経験があったのですが、実は先日、そのリベンジ……ではないですが(笑)、お客様へ自分の想いをきちんと伝えてご購入に繋がった出来事がありました。そのお客様は輸入車のブランドを全て一通り見てご検討されていて、その中で、ほぼ100%で他ブランドでの購入を検討している状態でした。ご主人様にご来店いただいたときも、奥様もとても気に入っているから今回はBMWは難しいな、と。その時に、あの悔しい想いが蘇ってきたんです。少しでもいいから奥様にBMWを見てほしいとお伝えし、後日に「見るだけ」とご主人と一緒に奥様にもご来店いただきました。実際に、直接奥様にもBMWの良さをお伝えすることができ、最終的にはご購入いただくことができました!

後に、ご主人様からお電話をいただき、奥様がBMWに決めた最終的な理由は「他のブランドの営業さんよりも、Tさんが一番熱意があったから」と。車自身の魅力はもちろんですが、それ以外の判断材料として、営業という私自身を見ていただいたことはとても嬉しかったですね。

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目指すはトップセールス。常に1番を意識することで結果に繋がる

現在は調布店の新車部門で働いています。2021年のオープンと同時に異動してきたので、いちから店舗を作っていく面白さがあります。上長も基本的には社員を信頼して任せてくれるスタイルなのでとてもやりやすいです。任せられている分、期待にこたえたいとより自発的に動くようになりました。日々そのような気持ちが強くなると毎日の行動も変わるようになり、そのような意味でも、この店舗はとてもいいと思います。

また、お客様も経営者の方や大企業のトップの方が多いので、車の話はもちろん、ビジネスの話もお聞きする機会があり、人として自分自身の力も上がっていると実感できるのは貴重なことだと思います。

私にはひとつ大きな目標があります。それは、「BMWのディーラーと言えば、モトーレン東名横浜」という位置づけにすることです。BMWを扱う店舗数は全国的にも最大級だと思うのですが、販売台数ではライバルとなるディーラーもあるので。お客様と接していて、実際に他のディーラーの名前が出てくると結構悔しいんですよね(笑)。そのために、自分自身がしっかりと店舗を引っ張っていきたいと思っています。

今は全国でトップセールスを目指しています。1番を意識して目指さないと成績も出てこないので、まずはそこからかなと.....結果を出せば、部下のいいお手本にもなれますし。

そのためには、仕事の効率を重視したうえで、お客様との信頼関係をしっかりと築いて行くことを大切にしたいと思っています。何より、常に自分から発信することを忘れずに。そして、ゆくゆくは、管理職として会社全体のレベルアップに関わっていきたいです!

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みなさまへのメッセージ

営業という職種自体、正直辛いことが多くあると思います。電話などの地道な仕事もありますし、覚えることもたくさんあります。ですが、その分、お客様に車をご購入いただいた瞬間の喜びは言葉に表せない程のものです。その一瞬の喜びに変えられるぐらい、貪欲に仕事に臨んでほしいと思います。やっぱり、その行動力がないと、売れた時のあの喜びも少なくなってしまうと思うので。

あとは、営業はやはり第一印象が大切です。特に、挨拶や身なりの手入れなど基本的なビジネスマナーです。「自分に気を遣えない人がお客様を気遣えるはずがない」、これも最初に先輩に教わったことです。営業として、そして人として、今よりもレベルアップしたい方に、是非チャレンジしてほしいと思います。

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